イオス　メルロ 2021

ティスティング・ノート

テイスティングノート

このワインはブラックチェリーとジューシーなプラムの果実味豊かな香りを持ち、ベーキングスパイスとモカのニュアンスで引き立てています。レッドラズベリー、杉、バニラオークの香りがシルキーなタンニンとともに口中に広がります。このワインは鶏肉の煮込みや赤いトマトソースのパスタ料理と完璧にマッチするでしょう。

テロワール

畑

イオスでは、偉大なワインは偉大な果実なしには造れないと考えてい ます。私たちは、レイク・カウンティ、ソノマ・カウンティ、セントラル・コーストなど、カリフォルニア有数のブドウ産地の良質なブドウ畑からブドウを調達しています。これらの地域は地理的に多様であるため、独特の微気候が数多く存在し、ユニークなアロマ、フレーバー、テクスチャーを持つワインを生み出しています。

ヴィンテージノート

2020年から2021年にかけての冬は降雨量が少なく、気温も穏やかだったため、カリフォルニアのノースコースト全域で干ばつが発生する事態となりました。冬と春は平年より暖かく、芽吹きは平年より2週間前倒しで始まりました。夏は暖かく乾燥し、短時間の熱波に 数回見舞われました暖かい天候のおかげで果実は美しく熟し、収穫は非常に早く行われました。

ワイナリー情報

EOS（イオス）は、1980年代にイタリアから移住した勤勉なアルシエロ兄弟によってパソ・ロブレスに創設され、大きな成功を収めたワイナリーです。2010年には、ビル・フォーリー率いるフォーリー・ファミリー・ワインズに加わり、新たな時代を迎えました。ブランド名の“EOS”は、毎朝天の門を開けて太陽を昇らせるギリシャ神話の暁の女神イオスに由来しています。情熱的な性格ゆえに呪いを受けた彼女の物語になぞらえ、EOSではすべてのブドウが夜明け前に手摘みで収穫され、その情熱はワイン造りに注がれています。現在は、パソ・ロブレス単一の畑に限定されていた以前と異なり、冷涼な沿岸部を含む高品質な自社畑のブドウを使用。これにより、ワインのクオリティは格段に向上し、果実味とバランスに優れた味わいが特徴となっています。持続可能な農法（CCSW認証）のもとで管理された畑から、品種の個性を活かした単一品種のワインを中心に、モダンで誠実なスタイルをリーズナブルな価格で提供しています。

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