Forbes<翻訳記事>
2025年のDecanter World Wine Awards Awards(DWWA)では、11本のアメリカ産カベルネ・ソーヴィニヨンが92点以上の高評価を獲得しました。DWWAは世界最大規模のワイン品評会であり、その権威の高さでも知られています。2025年の審査では18,000本を超えるワインが出品されました。
以下では、選ばれたワインの中からひとつ、L'Ecole No 41 のカベルネ・ソーヴィニヨンをご紹介します。
L'Ecole No 41
Cabernet Sauvignon 2022
L'Ecole No 41 は1983年に創業された家族経営による3 世代目のワイナリーで、ワラワラ・ヴァレーのパイオニアとして知られています。バランスのとれた表現力豊かなワイン造りで評価されており、このカベルネは認証済みのサステナブル農法によるブドウから造られています。
ブラックベリー、カシス、ダークチェリー、乾燥ハーブ、そして特徴的な鉛筆の芯の香りが立ち上がります。口に含むと黒系果実、タバコ、エスプレッソ、バニラ、そしてほのかなオークのニュアンスが層になって広がる、フルボディでたっぷりとした味わいが特徴です。フィニッシュは長く骨格をもち、洗練されたタンニンとうま味を感じさせるミネラル感があります。
アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンは、いま世界的な注目を集めています。
ナパの陽光あふれる丘陵地から、ワラワラの素朴で力強い魅力、そしてアレキサンダー・ヴァレーの洗練された複雑さに至るまで、これらのワインはそれぞれの産地の個性、職人技、そして熟成の可能性を見事に表現しています。
https://www.forbes.com/sites/joemicallef/2025/07/08/americas-best-cabernet-wine-according-to-the-decanter-world-wine-awards/
2025年7月8日
By Joseph V Micallef