J. クリストファーは、ドイツのドクター・ローゼンで国際的に高い評価を得ているワインメーカー、エルンスト・" アーニ" ・ローゼンによって運営されています。アーニは生涯を通じてピノ・ノワールに情熱を注ぎ、1990年代初頭、ここオレゴンのウィラメット・ヴァレーに何か特別なものがあることに気付きました。彼は、オレゴンのピノ・ノワールの熱心なコレクターとなり、頻繁にオレゴンを訪れ、2003年にはアメリカでの輸入会社を設立しました。
アーニは、J.クリストファーのワインに特に惹かれていました。このワインは、オールドワールドスタイルで造られ、フィネスとテロワールの明確な表現、そして優れた熟成能力を備えたニューワールドワインであると彼は見抜いたのです。すぐにコラボレーションが始まり、厳選されたブレンドの上級ピノを、アーニはベートーヴェンのピアノソナタにちなんでアパッショナータと名付けました。数年後、アーニはオレゴン州ニューバーグにあるシュヘイラム・マウンテンの16ヘクタールの土地を購入し、アパッショナータ・ヴィンヤードとし、ワイナリーを建設、今日もアパッショナータとJ. クリストファー・ワインを生産しています。

ウェブサイト | www.jchristopherwines.com/ |
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生産国 | アメリカ |
地方 | オレゴン州 |
産地・AVA | イオラ アミティ, ウィラメット・ヴァレー, オレゴン州, シュヘイラム マウンテンズ, ダンディ・ヒルズ, ヤムヒル・カールトン |
商品一覧

ソーヴィニヨンブランはジェイ クリストファー ワインズで2番目に生産量が多い品種だ。オレゴンのウィラメットヴァレー北部では多く植えられている品種ではないが、ソーヴィニヨンブランはこの地の気候には理想的で素晴らしいワインを作る。
フランスのロワールヴァレーの様にクリーンで、フレッシュなスタイル。低温発酵を行い、4ヶ月スタンレスタンクにて熟成、マロラクティック発酵は行わない。

Oregonで最初にPinot Noirが植えられたDundee HillsはWillamette Valleyを主要なワイン産地として確立させた象徴的な地区である。ここの土壌は深い粘土質のJory(火山性土壌)でピュアでフォーカスしたストラクチャーを持った素晴らしい風味の豊かなワインができる。

バサルトは、自社畑であるアパッショナータ、メディチ・ヴィンヤード、そして近隣のリアズ・ヴィンヤードのブドウを使用しています。これらの畑は、岩の多い火山性の粘土や玄武岩の土壌で、フルボディでしっかりとした構造のワインに適しています。2017年のバサルトは、濃密でダークな果実味を持ち、中盤には、はつらつさが感じられます。ブドウがしっかりと熟したのでリッチでジューシーな味わいですが、繊細なタンニンを持ち、私たちが求めるエレガントなスタイルを維持しています。

自分の好きなジャンゴ ラインハートのジプシー・ジャズ曲 ”Nuages(ヌアージュ)“に因んで名付けたこのワインはAVAシュヘイラム マウンテンズの上記の卓越した葡萄畑の樽を選んでブレンドしたキュヴェである。またハングタイムを長くしてゆっくりと成熟させ、フレーバーをしっかりと高めてくれるオレゴンの秋に垂れ込めるヌアージュ(フランス語で雲の意味)に敬意を表した。

イオラ・アミティ・ヒルズのアペラシオンの特徴である、しっかりとしたストラクチャーを持つピノ・ノワールを樽ごとに特別にセレクションしました。
Eola-Amity Hills AVAは、ワイナリーの南西約24㎞に位置し、海岸山脈の割れ目、西側から冷たい海風が吹き込み、夏の終わりの午後には気温が急激に下がります。これに2つの畑(イオラ・ヒルズの中心部にあるビエズと、アペラシオンの北側ウォルナット・ヒル・エリアにあるエン・ゲダイ)の厳選された樽をブレンドしています。
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2017年からは、これまで単に "ダンディ・ヒルズ・キュヴェ "と表示されていたものを、ヴォルカニック・キュヴェに変更しました。ヴォルカニック・キュヴェは、ダンディ・ヒルズにある私たちのパートナー畑の中から、優れた樽を選び抜いたものです。このワインは、この丘の深く赤い火山性粘土の特徴である、旨み、果実の純粋さ、きめ細かな質感を表現しています。ラ・コリーナの畑のポマールとヴァーデンズヴィルのクローンをブレンドした2017年は、エレガントな赤い果実の香り、繊細なストラクチャー、シームレスなフィニッシュが特徴です。

ウーバー・ソーヴィニヨンは、ウィラメット・ヴァレーに位置する、優れたクロフト・ヴィンヤードのブドウのみを使用しています。ミネラルを主体としたアロマ、爽やかな酸、洗練されたテクスチャーで、私たちが造るワインの中で最もユニークで魅力的なワインの一つとなっています。ソーヴィニヨンブランはオレゴン州北部のウィラメット・ヴァレーではあまり栽培されていませんが、J.クリストファーではソーヴィニヨン・ブランを主要な白ワイン品種として栽培しています。また、この品種がこの地域の気候に最適で、素晴らしいワインになると確信して、アパッショナータの畑でも3エーカーほど栽培をしています。