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ボルドー - サン・ジュリアン テロワールという言葉には単なる土壌以上の意味があります;その第一義は土壌ですが、気候、地形、地質の概念をも含んでいます。ニューワールドのワイン生産者はテロワールを品質の重要なファクターとして捉えているようですが、Château LangoaとLeoville Bartonの個性の違いはテロワールでしか説明出来ません。
二つのシャトーの葡萄品種、栽培、醸造法は全く同じである為、その個性の違いはテロワールの違いと言えます。アルコール、酸、タンニン等の分析結果はほとんど同じなのに、二つのワインは独自の個性を持ち、ブーケと味わいにははっきりとした相違があります。そして土壌は基本的に粘土質の下層土を持った砂利質ですが、粘土質の深さや他の土質も畑の区画毎に異なり、この二つのシャトーの違いを明確に説明する事を一層困難にしています。
この二つの畑のもう一つの重要なファクターは排水設備です;近年ワインづくりはいろんな分野でかなり進歩しましたが、排水設備も先代によってその重要性が十分に認識され、畑に施設されてきました。肥沃な土壌は果粒を大きくし、果皮に対する果汁の比率を高くする為品質が下がります。高品質のワインをつくる為には痩せた土壌が理想的なのです。同じの理由で雨は望ましくなく、高品質のワインをつくる為には雨が降ったら直に排水しなければいけません。
アペラシオン Saint-Julienは世界で最も優れた品質のワインを産する地域の一つとしてよく知られています。Château LangoaとLéoville Bartonがこの卓越した地区のまさしく中心に位置していることを誇りに思います。
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